発覚後の話し合いと誓約書 / Q&A

浮気を親や義両親に伝える?伝える前に考えたいことと伝え方

この記事のもくじ
  1. Q. 浮気を親や義両親に伝えたほうがいいですか?
  2. Q. 実の親と義両親では、伝えるときに何が違いますか?
  3. Q. 伝えるなら、どこまで話せばいいですか?
  4. Q. どう伝えればいいですか?(文例)
  5. Q. 親や義両親に、夫婦の話し合いの仲介を頼んでもいいですか?

配偶者の浮気を親や義両親に伝えるかどうかは、「伝えて何をしてほしいのか」が決まってから判断するのがおすすめです。話を聞いてほしい、子どもを預かってほしい、住まいの手助けがほしいといった目的があるなら、実の親には要点を伝える価値があります。義両親に伝えるのは、配偶者に働きかけてほしい、事情を知っておいてほしいなどの目的がはっきりしているときに絞り、話す範囲を決めてからにすると、後のトラブルを減らせます。

Q. 浮気を親や義両親に伝えたほうがいいですか?

答えは、伝える目的によって変わります。まず、伝えることで得られる助けと、起きやすいトラブルを並べてみます。

伝えて得られる助け 起きやすいトラブル
一人で抱えずに済み、気持ちが落ち着く 親の怒りが強く、自分の気持ちより先に話が進む
子どもを預かってもらう、食事を手伝ってもらうなど生活の支え 親が配偶者や不倫相手に直接連絡し、話がこじれる
別居するときに、一時的に身を寄せる先ができる やり直すと決めた後も、親が配偶者を許せず関係がぎくしゃくする
義両親から配偶者に働きかけてもらえることがある 義両親が自分の子どもをかばい、こちらが責められる

迷ったら、次の3つの問いに答えてみてください。

  1. 伝えた後、親や義両親に具体的に何をしてほしいか言えるか
  2. 伝えた内容が、配偶者や親戚に伝わっても困らない範囲か
  3. やり直すことになっても、伝えたことを後悔しないか

3つとも「はい」なら、伝える準備ができています。1つでも迷うなら、まずは事情を知らない第三者の窓口や、信頼できる友人に話して気持ちを整理する方法もあります。友人に話すときの注意は浮気を友達に相談するときの注意で扱っています。

Q. 実の親と義両親では、伝えるときに何が違いますか?

実の親は基本的にあなたの味方になってくれる相手で、目的は自分を支えてもらうことが中心になります。一方、義両親は配偶者の親であり、どれほど理解のある人でも、自分の子どもを守ろうとする気持ちが働くのは自然なことです。義両親に伝える目的は、配偶者に働きかけてもらう、今後の家族の行事などで事情を知っておいてもらうのどちらかに絞ると、話がぶれにくくなります。

伝える相手ごとの目的と注意
相手 主な目的 伝える前の注意
自分の親 気持ちの支え、子どもの世話、住まいの手助け 親が配偶者に直接連絡しないよう頼んでおく
義両親 配偶者への働きかけ、家族行事での配慮 配偶者をかばう反応も想定し、責める言い方を避ける
自分のきょうだい 気持ちの支え、親への伝え方の相談 親や親戚にどこまで広げるかを決めておく

義両親への報告は、配偶者に黙って進めるか、配偶者に先に伝えるかでも反応が変わります。配偶者が知らないうちに義両親に話すと、「親を巻き込まれた」という反発から、夫婦の話し合いがかえって難しくなることがあります。やり直す可能性を残したいなら、「あなたのご両親にも伝えるつもりでいる」と配偶者に先に言っておくのも一つの方法です。

Q. 伝えるなら、どこまで話せばいいですか?

親や義両親に話すときは、事実の要点と、自分が今どうしたいかにとどめます。細かい経緯や証拠そのものを見せる必要はありません。

話してよいこと 控えたいこと
浮気が分かったという事実 不倫相手の名前・勤務先・住所
分かった時期のおおまかな目安 メッセージや写真などの証拠そのもの
今の自分の気持ち、体調 性的な内容の詳細
これからどうするかは考え中であること 慰謝料や離婚の具体的な計画
親にお願いしたいこと 配偶者の人格を否定する言葉

不倫相手の名前や勤務先を伝えると、親が怒りのあまり相手に連絡したり、職場に知らせたりするおそれがあります。そうなると、不倫を広めた側が名誉を傷つけたとして責任を問われる場面も出てきます。証拠の写真やメッセージも、親の手元に渡ると管理ができなくなるので、見せないほうが安全です。

慰謝料や離婚の計画を話すと、それが配偶者に伝わり、相手に準備の時間を与えることになります。具体的な計画は、弁護士など守秘のある相手に相談するほうが適しています。

Q. どう伝えればいいですか?(文例)

伝えるときは、電話やメッセージより、会って話すか、少なくとも落ち着いて話せる時間を取ります。最初に目的を言うと、相手も聞き方を決めやすくなります。

文例(自分の親に):「落ち着いて聞いてほしいことがある。○○が浮気をしていたことが分かった。どうするかはまだ考えている途中だから、今は話を聞いてもらえるだけで助かる。○○や相手に連絡するのは、やめておいてほしい」

文例(義両親に):「お伝えしにくいことですが、○○さんに別の女性との関係があったことが分かりました。責めるためにお話ししているのではなく、これからのことを考えるうえで、事情を知っておいていただきたいと思いました。○○さんとは、私たち二人で話し合っていくつもりです」

義両親に伝えるときは、配偶者を責める言葉を前に出さないことが大切です。「あなたたちの育て方が」といった言い方は、義両親を配偶者の側に固めてしまいます。義両親との会話の内容は、日付と要点をメモしておくと、後で話が食い違ったときに役立ちます。

Q. 親や義両親に、夫婦の話し合いの仲介を頼んでもいいですか?

頼むことはできますが、親や義両親はどちらかの身内なので、中立の立場で話をまとめるのは難しい面があります。義両親が仲介に入ると配偶者の言い分に寄りやすく、自分の親が入ると配偶者が身構えやすくなります。仲介を頼むなら、「同席して話を聞いてもらう」程度の役割にとどめ、結論を出す役は任せないほうが無難です。

身内ではない第三者に入ってもらう方法もあります。家庭裁判所の円満調停という手続きもあります(円満調停とは?)。カウンセラーや弁護士を含めた仲介役の違いは夫婦の話し合いの仲介を頼むなら誰?で比べています。

親や義両親に伝えた後も、家の中では配偶者と顔を合わせる日が続きます。その間の距離の取り方は浮気発覚後の夫との接し方、発覚から1か月の流れの全体は浮気が発覚したらすることで確かめてください。

よくある質問

Q. 義両親に浮気を報告したら、夫が「親に言うなんてひどい」と怒りました。

夫にとっては自分の親に知られることが強い痛手になるので、反発が出ること自体は想定しておいてよい反応です。ただ、浮気をされたことを身近な人に話すのは、あなたが自分を支えるための行動でもあります。言い合いを続けるより、「何のために伝えたか」を一度だけ落ち着いて説明し、そのうえで今後は親を通さず二人で話す場を持つのか、親にも同席してもらうのかを決めると、話が前に進みやすくなります。

Q. 子どもが祖父母(義両親)と会うのをやめさせたほうがいいですか?

夫婦の問題と、子どもと祖父母の関係は分けて考えるのが基本です。義両親が子どもの前で親を悪く言う、浮気の話を子どもに聞かせるといった心配があるなら、会う場所や時間、その場に誰がいるかを決めて続ける方法もあります。離婚を考える段階では、祖父母と孫の交流についての取り決めも話題になりうるので、[祖父母と孫の面会交流は求められる?](/sofubo-kouryuu/)で仕組みを確かめておいてください。

Q. 自分の親が「すぐ離婚しなさい」と強く言ってきます。

強い言葉の裏には心配があるとしても、決めるのはあなた自身です。「心配してくれてありがとう。でも、どうするかは自分で時間をかけて決めたい」と伝え、親に頼みたいこと(話を聞く、子どもを預かるなど)を具体的に示すと、意見を押しつけられる場面を減らせます。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-23。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

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