探偵・浮気調査の選び方と費用 / 手順

探偵の見積もりを比べる手順:同じ条件で複数社に聞くための依頼メモ

この記事のもくじ
  1. 探偵の見積もりを比べる6つの手順
  2. 複数社に送る依頼メモの型:見積もり用に足す項目
  3. 届いた見積もりを並べる比較表
  4. 契約前の書面で見積もりと照らし合わせる
  5. 決めたあと・断るときの連絡

探偵の見積もりを比べるときは、全社に同じ「依頼メモ」を送り、返ってきた見積もりを同じ表に書き写すのが近道です。条件を電話で口頭で伝えると、業者ごとに想定する日数や人数がずれ、金額の差が何から来ているのか読めなくなります。下の6つの手順で、目的と予算を決め、依頼メモを作り、比較表で並べ、契約前の書面で照らし合わせます。

探偵の見積もりを比べる6つの手順

  1. 目的と予算の上限を決める:浮気があるかを知りたいのか、離婚や慰謝料の話し合いに使う記録がほしいのかで、必要な日数が変わります。出せる金額の上限も先に決めます。
  2. 依頼メモを作る:下の型に沿って、調査に必要な情報を1枚にまとめます。
  3. 同じメモを2〜3社に送る:メールや問い合わせフォームに同じ文面を貼り、日数・人数・時間を業者に提案してもらいます。
  4. 見積もりを比較表に書き写す:届いた見積もりを、項目ごとに同じ表へ写します。空欄になった項目は、業者に聞き直します。
  5. 契約前の書面で照らし合わせる:候補を絞ったら、重要事項説明の書面を受け取り、見積もりと同じ内容か確かめます。
  6. 決める・断る:決めた業者以外には、短く断りの連絡を入れます。

目的が決まらない場合は、無料相談で目的の整理から手伝ってもらう方法もあります。相談の前にまとめておくことは探偵の無料相談で聞かれること・聞くべきことで扱っています。

複数社に送る依頼メモの型:見積もり用に足す項目

調べたいこと・手がかり・見分け方・目的・連絡の方法は、相談前の準備メモと同じ内容です。作り方は探偵の無料相談で聞かれること・聞くべきことの1枚の型を使い、そのメモを全社に同じ文面で添えます。名前や住所は、この段階では伏せることもできます(探偵に名前を出さずに相談できるか)。見積もりを比べるために足すのは、次の項目です。

依頼メモ(見積もり用に足す項目)

  1. 添付:準備メモ(状況・手がかり・目的・予算の上限・連絡の方法)
  2. 見積もりに含めてほしい費用の内訳:調査員の人数と時間あたりの単価、車両費、交通費などの実費、報告書の作成費、消費税
  3. 日数・時間・人数・車両の有無:業者の提案を書いてほしい
  4. 延長の決め方と単価、総額の上限
  5. 「成功」の定義:成功報酬や成功を条件にしたパックの場合のみ
  6. 解約の条件:着手前と着手後の費用の決め方
  7. 支払時期:前払い・後払い・分割のどれか

2番と3番を入れておくと、業者ごとに抜けている項目が減ります。送るときは、配偶者と共有していないメールアドレスを使い、業者からの返信が通知でスマホの画面に出ない設定にしておくと、見積もりの段階で知られる心配を減らせます。届いた見積もりは、日付とともに一つのフォルダにまとめて保管します。

文例:「浮気調査の見積もりを、同じ条件で数社にお願いしています。添付のメモの条件で、上の項目をそろえてお見積もりをいただけますか。契約の前に、重要事項説明の書面も見せていただけると助かります。」

調査を1日だけで足りるか考えたい人は、探偵の費用を1日分で見積もるにはにある記入表も使えます。

届いた見積もりを並べる比較表

見積もりは業者ごとに書式が違うので、自分で同じ表に写し直します。金額の合計だけでなく、その金額がどの条件で出ているかを横に並べるのが目的です。

見積もり比較表(3社分)
項目 A社 B社 C社
料金体系(時間制・パック・成功報酬)
日数・1日の時間
調査員の人数・車両
合計の見積額
含まれる経費/別になる経費
延長の単価と承諾の方法
成功の定義(成功報酬の場合)
解約の条件と時期ごとの額
支払時期(前払い・後払い・分割)
届出をした公安委員会

表を埋めると、「合計は安いが時間が短い」「人数が多いぶん高い」「経費が別で上限がない」といった違いが見えてきます。金額に大きな差があるときは、高い・安いで判断する前に、差の理由を業者に聞きます。聞き方の例です。

  • 「御社の日数(時間)は他社より短い(長い)のですが、そう考えた理由を教えてください」
  • 「人数を○人にしている理由と、人数を減らした場合に何が変わるかを教えてください」
  • 「見積もりにない費用が後から出るとしたら、どの項目ですか」

答えが具体的かどうかも、比べる材料になります。「当日の状況次第」としか返ってこない項目は、契約書に上限や決め方を書いてもらうよう頼む候補です。

料金表の各項目の意味は探偵の料金表の読み方で、成功報酬の形の注意は浮気調査の成功報酬とはで確かめてください。

契約前の書面で見積もりと照らし合わせる

見積もりはあくまで契約前の案です。探偵業法8条1項は、契約を結ぶ前に、探偵業者が重要事項を書面で渡して説明するよう定めています。その中には、届出をした公安委員会の名称、提供できる調査の内容、委託に関する事項、支払う金銭の概算額と支払時期、契約の解除、資料の処分が入っています。

照らし合わせるときは、次の点を見ます。

  • 見積もりの金額・日数・人数と、書面の概算額や調査の内容が同じか
  • 見積もりで「込み」と言われた経費が、書面でも込みになっているか
  • 委託の欄に、ほかの業者に調査の一部を任せることが書かれていないか(探偵業法9条2項は、届出をした探偵業者以外への委託を禁じています)

また、契約の際には、調査の結果を犯罪や違法な差別などに使わないという書面を依頼者から受け取ることが探偵業者に求められています(7条)。この書面への署名を求められるのは、決まりに沿った手続きです。書面の全項目は探偵と契約する前のチェックリストで一覧にしています。

決めたあと・断るときの連絡

比べた結果、頼まないことにした業者には、短く断りを伝えます。理由を細かく書く必要はありません。

文例:「お見積もりをありがとうございました。検討の結果、今回は依頼を見送ることにしました。お送りした情報は、御社の決まりに沿って処分していただけますか。」

依頼メモに書いた情報の扱いを一言添えておくと安心です。決めた業者には、比較表で空欄だった点を最後に聞き、答えを契約書に入れてもらいます。業者そのものを選ぶときの確認点は、探偵・興信所の選び方で8つに整理しています。

よくある質問

Q. 見積もりは何社くらいに頼めばよいですか?

比べる表を自分で埋められる数にとどめると、違いが見えやすくなります。2〜3社なら、同じ依頼メモへの答えを並べて、項目ごとの差を落ち着いて読めます。多すぎると連絡の管理が増え、相手に気づかれるきっかけにもなりかねません。

Q. 見積もりを頼んだら契約しないといけませんか?

見積もりを頼んだだけで契約が結ばれるわけではありません。契約の前には、探偵業者が重要事項を書面で説明することが探偵業法で決まっています。その場で決めるよう急がされたら、書面を持ち帰って比べたいと伝えてください。

Q. 一番安い見積もりを選べばよいですか?

金額だけで比べると、時間や人数、含まれる経費の違いを見落とします。同じ条件で出してもらった見積もりでも、延長の単価や成功の定義、解約の条件が違えば、最終的に払う額は変わります。比較表の全部の行を見てから決めてください。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-24。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

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