浮気調査の調査員は何人?人数と料金の関係・見積もりでの確かめ方
浮気調査の調査員の人数に、法律で決まった人数はありません。探偵業法に人数を定める条文はなく、業者が配偶者の移動手段、見張る建物の出入口の数、相手の警戒心をもとに提案します。人数分を掛ける時間制の料金なら、「1時間あたりの料金 × 人数 × 時間」で総額が動きます。見積もりでは、人数だけでなく、その人数がどの時間帯に何人つくのか、車両を何台使うのかまで書いてもらうと、他社との比較ができるようになります。
浮気調査の調査員の人数は何で決まるか
人数を決めるのは「1人で見失わずに追えるか」「出入りを見落とさずに記録できるか」です。浮気調査で人数が変わりやすい要素を並べると、次のようになります。これは業者の説明に出やすい要素を筆者が整理した表で、法令や公的資料に基づく基準ではありません。実際の人数は、業者の提案とその理由で確かめます。
| 要素 | 人数が少なくて済みやすい場面 | 人数が増えやすい場面 |
|---|---|---|
| 移動手段 | 徒歩だけ、行き先がほぼ決まっている | 車・タクシー・電車を乗り継ぐ、途中で乗り換える |
| 見張る場所 | 出入口が1つの店や建物 | 出入口が複数ある商業施設・ホテル・駅 |
| 相手の警戒心 | これまで疑われた様子がない | 問い詰めたことがあり、後ろを気にする |
| 時間帯 | 明るい時間、人通りがふつう | 深夜、人通りが極端に少ない・多い |
| 不倫相手の人物の確認 | 配偶者の行動だけを追えばよい | 別れた後に不倫相手の側も追う必要がある |
最後の行は見落とされやすい点です。2人が別れた後に不倫相手がどこへ帰るかまで確かめたいなら、配偶者を追う人とは別の人が要ります。何を知りたいかで人数が変わるので、調べたい範囲を先に決めておきます。調べられる範囲そのものは探偵や興信所はどこまで調べられるかで表にしています。
人数が料金にどう響くか(筆者の計算の形)
料金の体系は業者ごとに違いますが、人数の影響は次の形で考えると見通しがつきます。ここでは金額を入れず、式の形だけを示します。
- 時間制で人数分かかる場合:調査料 = 1時間あたりの料金 × 調査員の人数 × 調査時間
- 人数込みの時間制の場合:調査料 = 1時間あたりの料金(○人体制として) × 調査時間
- パック料金の場合:調査料 = パックの料金(含まれる時間・人数・車両は約款や見積もりで確かめる)
これに車両費・交通費・深夜の割増・報告書の作成費などの経費が足されます。筆者の計算で、1時間あたりの料金を同じとすると、2人体制を3人体制にしたときの調査料は1.5倍になります。同じ5時間の調査でも、人数が1人増えるだけで総額が大きく動くので、人数の根拠を聞く意味があります。
逆に、人数込みの料金やパック料金では、人数を増やしても料金は変わらない代わりに、「何人がつくのか」が見積もりに書かれていないことがあります。同じ料金でも1人と3人では調査の厚みが違うので、料金体系にかかわらず人数は確かめます。料金表の読み方全体は探偵の料金表の読み方で扱っています。
掛け算の形か込みの形かは、料金表の書き方だけでは見分けにくいことがあります。次のように、2つを一度に聞くと分かります。
文例:「見積もりの1時間あたりの料金は、調査員1人分ですか、○人分をまとめた金額ですか。人数を1人増やしたときと減らしたときで、総額がいくら変わるか、それぞれ教えてください。」
| 項目 | A社 | B社 |
|---|---|---|
| 調査員の人数(時間帯ごと) | ||
| 1日の調査時間 | ||
| 車両・バイクの台数 | ||
| 人数が料金に掛かる形か、込みか | ||
| 延長時の人数と単価 |
見積もりで人数・時間・車両を確かめる項目
探偵業法8条1項は、契約の前に「探偵業務の対価その他依頼者が支払わなければならない金銭の概算額及び支払時期」(7号)を書面で説明することを定め、8条2項は契約後の書面に「金銭の額並びにその支払の時期及び方法」(6号)を書くことを定めています。人数が料金の計算に入る以上、人数は概算と額を確かめるための前提の数字です。見積もりの段階で、次の項目を書いてもらいます。
- 調査員の人数と、時間帯によって増減するか(例:尾行の間は3人、張込みの間は2人)
- 1日の調査時間と、開始・終了の時刻の決め方
- 車両・バイクを使うか、その台数と費用が料金に含まれるか
- 人数が料金に掛け算で入るのか、料金に込みなのか
- 延長したときの人数と単価、延長に依頼者の同意が要るか
- 調査の一部をほかの業者に委託するか(8条1項6号の説明事項)
この6つがそろうと、同じ条件で他社と比べられます。比べ方の手順は探偵の見積もりを比べる手順にまとめています。
文例:「見積もりに、調査員の人数を時間帯ごとに書いていただけますか。車両を使う場合は台数と費用の扱いも書き添えてください。人数が料金に掛かる形か、料金に含まれる形かも教えてください。延長するときは、人数と単価、事前に私の同意を取っていただけるかを確認させてください。」
人数の提案に迷ったときの考え方
業者の提案する人数が多いと感じたら、「この人数でないと、どの場面で見失うおそれがあるのか」を聞きます。理由が具体的なら、自分の情報(移動手段、建物の出入口など)と照らして納得できるかを考えます。理由が「念のため」だけなら、人数を減らした場合の見積もりも出してもらい、差額と見失う危険を比べます。
少ない人数で安く済ませたいときは、調べる日を絞る方が、人数を削るより結果に響きにくいことがあります。怪しい曜日が絞れていれば、人数を保ったまま日数を減らせます。日数の決め方は浮気調査の期間はどのくらいかで扱いました。急ぎで頼む場面でも人数の確かめ方は同じで、浮気調査は即日頼めるかで挙げた書面の確認と合わせて行います。
調査が終わると、写真や記録などの資料が残ります。その資料が業者の手元でどう扱われるかは、探偵の調査資料は調査後どうなるかで確かめてください。
人数・時間・車両の確かめ方が分かったら、費用の仕組みと業者の選び方を通しで整理した浮気調査とは?探偵に頼む流れ・費用の仕組み・選ぶときの確認点で、ほかに決めることがないかを見ておくと安心です。
よくある質問
Q. 調査員が1人だけの浮気調査は安くて良いのでは?
1人なら人件費は抑えられますが、相手が乗り物を乗り換える、出入口が2つある建物に入るといった場面で見失いやすくなります。見失えばその日の費用は結果につながりません。1人で足りる場面か、業者に理由を聞いてから決めてください。
Q. 見積もりより当日の調査員が少なかったらどうなりますか?
調査員の人数が料金の計算に入っているなら、契約の書面に人数が書かれているかがまず大事です。書面にある人数と報告書の記載が合わないときは、その日の料金の扱いを業者に書面で尋ね、納得できなければ消費者ホットライン188で相談先を案内してもらえます。
Q. 調査員は依頼した探偵社の社員ですか?
調査の一部をほかの業者に任せる(委託する)ことがあり、その有無は契約前の書面の「探偵業務の委託に関する事項」で説明されます。探偵業法9条2項は探偵業者以外への委託を禁じているので、委託があるなら委託先が届出をした探偵業者かを確かめます。
出典・参考にした公的な情報
出典の確認日:2026-10-24。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。
この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。