した側・請求された側 / 文例

不倫相手への別れの伝え方:メッセージの文例と送ってはいけない内容

この記事のもくじ
  1. 不倫相手への別れのメッセージは4つの要素で組み立てる
  2. 状況別の文例
  3. 送ってはいけない内容と、その理由
  4. 返信が来たときの返し方

不倫相手に別れのメッセージを送るときは、「結論」「自分の決断であること」「短い感謝」「今後の連絡についての線」の4つだけを、短い文で書くのが基本です。理由を長く説明したり、相手や相手の家庭を責めたりすると、反論や言い合いを呼びます。また、メッセージは相手の手元に残るので、脅しや侮辱と受け取られうる言葉、守れない約束、お金の取り決めを自分で書き込むことは避けてください。以下に、状況別の文例と、送る前に確かめたい点をまとめます。

不倫相手への別れのメッセージは4つの要素で組み立てる

別れのメッセージは、次の4つの要素を順番に並べるだけで形になります。足すほど伝わるわけではないので、迷ったら削る方向で考えてください。

要素 書くこと 例
結論 関係を終えることを最初に書く 「この関係を終わりにします」
決断 相手のせいではなく、自分が決めたこと 「考えた末に、自分で決めました」
感謝 書くなら一文だけ 「これまでの時間には感謝しています」
線 今後どう連絡するか 「今後は個人的な連絡はしません」

「ごめんなさい」を何度も書くと、相手が「まだ迷っているのでは」と受け取る余地が生まれます。謝る言葉を入れるなら一度にし、結論は言い切ります。会うか電話にするか、メッセージにするかの選び方は不倫相手との別れ方と連絡の断ち方で比べています。

状況別の文例

文例はそのまま使うためのものではなく、自分の言葉に置きかえるための型です。名前や呼びかけ、敬語かどうかは、これまでのやり取りに合わせて変えてください。

基本の形(関係が短い・相手が落ち着いている)

文例:「急なことでごめんなさい。考えた末に、この関係を終わりにすると決めました。これまでの時間には感謝しています。今後は個人的な連絡はしません。どうかお元気で。」

関係が長く、気持ちのつながりが強かった場合

文例:「長い間、本当にありがとう。簡単に決めたことではないけれど、このままではお互いのためにならないと思い、終わりにすることにしました。会って話すと気持ちが揺れてしまうので、メッセージで伝えさせてください。これからは連絡を控えます。」

相手も既婚者の場合(ダブル不倫)

文例:「この関係を終わりにしたいと思います。お互いの家庭のことを考えて、私が決めました。これからは個人的な連絡はしないようにします。今までありがとうございました。」

相手の家庭について「奥さんを大事にして」などと書き添えたくなりますが、相手によっては説教と受け取られます。自分の決断だけを書くほうが無難です。2つの家庭で起きることの整理はダブル不倫が発覚したときの整理を読んでください。

職場が同じ場合

文例:「個人的な関係は今日で終わりにします。明日からは、仕事の用件だけのやり取りにさせてください。職場では今までどおり仕事に集中したいと思っています。」

職場では顔を合わせ続けるので、「仕事は続く」ことを先に書いておくと、翌日からの気まずさが少し和らぎます。

配偶者にバレた後に別れる場合

文例:「家族に関係が知られました。家庭と向き合うために、この関係を終わりにします。今後は連絡を取りません。」

配偶者にバレた後は、別れの連絡の内容を配偶者に見せることを求められる場合もあります。見られても困らない文面にしておくと、後で説明しやすくなります。返す物やお金など、連絡が要る用件が残る場合は、別れのメッセージに書き込まず、弁護士に相談してから進め方を決めます。バレた直後の動き方は不倫がバレたときにすることにまとめています。

送ってはいけない内容と、その理由

別れのメッセージは、相手がスクリーンショットを撮って保存したり、第三者に見せたりすることがあります。次の内容は、相手を刺激するうえ、後で自分に不利な材料になりうるので避けます。

早見表:別れのメッセージで避けたい内容
避けたい内容 例 避ける理由
期待を残す言葉 「いつかまた」「落ち着いたら連絡する」 終わっていないと受け取られ、連絡が続く
相手を責める・見下す言葉 「あなたのせいで」「最低な人」 言い合いになる。侮辱と受け取られることもある
相手の秘密を広めるとほのめかす言葉 「別れないなら奥さんに言う」「会社に話す」 脅しと受け取られうる
お金や物の取り決め 「手切れ金を払う」「慰謝料はこちらで持つ」 自分の判断だけで約束すると後で問題になりやすい
事実と違う説明 「病気になった」「転勤する」など作った理由 うそが分かったときに関係がこじれる
写真や画像の話を絡めた要求 「写真を消さないと〜する」 脅しや要求と受け取られうる

刑法は、相手の生命・身体・自由・名誉・財産に害を加えると告げて脅すこと(222条の脅迫)、人を脅してお金などを出させること(249条の恐喝)、公然と事実を示して人の名誉を傷つけること(230条の名誉毀損)、公然と人を侮辱すること(231条)をそれぞれ罪として定めています。別れのメッセージで「ばらす」「広める」といった言葉を使うと、意図がなくても脅しと受け取られかねません。

逆に、相手からこうした言葉が届いた場合は、言い返さずに保存し、相手が別れてくれないときの安全を先にした対処を読んで相談先を確かめてください。

返信が来たときの返し方

別れのメッセージを送ると、多くの場合は何らかの返信が来ます。返信の種類ごとに、返すか返さないかを前もって決めておくと、感情的なやり取りに巻き込まれにくくなります。

返信の内容 返し方
「分かった」「ありがとう」 返さない。返すなら「ありがとう。お元気で」で終える
「理由を教えて」「納得できない」 一度だけ「自分で決めたことです。気持ちは変わりません」と返し、以後は返さない
「最後に一度だけ会いたい」 会う約束はしない。「会うと決心が揺らぐので、会いません」と一度だけ返す
怒り・非難 返さない。内容は保存しておく
「ばらす」「死ぬ」などの言葉 言い返さず保存し、相談先を使う

文例(理由を何度も聞かれたとき):「何度聞かれても、答えは同じです。これ以上のやり取りは控えます。」

この一文を送ったら、それ以降は返さないと決めておきます。返信しない時間が続くと不安になりますが、返さないこと自体が「終わった」という意思表示になります。別れを決めきれずに迷っている段階なら、先に不倫をやめたいのにやめられないときの整理で自分の理由を書き出しておくと、返信に揺さぶられにくくなります。

よくある質問

Q. 別れのメッセージに理由を詳しく書いたほうがよいですか?

詳しく書くほど、相手が一つずつ反論する材料になりやすくなります。「自分で決めた」「家庭に向き合う」など一文で足ります。理由を細かく聞かれても、同じ一文を繰り返すほうが、やり取りが長引きにくくなります。

Q. 送った後に既読がつかない・返事がないときは、もう一度送るべきですか?

別れを伝えるのが目的なので、既読がつかなくても追いかけて送る必要はありません。どうしても届いたか気になるなら、数日あけて「先日のメッセージのとおりです」と一度だけ送る程度にとどめます。何度も送ると、終わらせたい気持ちが伝わりにくくなります。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-23。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

不倫相手との別れ方:連絡の断ち方と別れ話でもめないための注意

不倫で別れたいのに相手が別れてくれないとき:安全を先にした対処

不倫をやめたいのにやめられないとき:終わらせる5段階と状況別の分かれ道