浮気・不倫が原因の離婚 / 比較

東京で離婚の弁護士を探す:弁護士会の相談窓口と選び方

この記事のもくじ
  1. 東京の主な窓口を比べる
  2. 法律相談センターと弁護士紹介センターの違い
  3. 東京で離婚の弁護士を選ぶ確認点
  4. 予約から相談当日まで:流れと準備
  5. 費用が心配なとき、DVがあるとき

東京で離婚の弁護士を探す入口は、大きく4つあります。東京三弁護士会の法律相談センター、東京弁護士会の弁護士紹介センター、電話無料相談、法テラスです。まず30分ほどの面接相談を受けて、依頼するかどうかは話を聞いてから決める使い方が基本になります。この記事では、4つの入口の違いと相談料の目安、予約の流れ、弁護士を選ぶときの確認点を示します。浮気が原因の離婚では、慰謝料や親権が争点になりやすいので、離婚・親族の相談を扱う窓口を選んでください。

東京の主な窓口を比べる

東京の窓口を、相談の形と費用で並べます。料金や受付時間は変更されることがあるため、予約の前に各窓口のページを確認してください。

比較表:東京で離婚の弁護士を探す主な入口
入口 運営 相談の形・時間 費用の目安 向いている場面
法律相談センター(新宿・霞が関・蒲田・錦糸町・池袋・四谷・渋谷・八王子・立川・町田ほか) 東京三弁護士会(共同) 予約制の面接相談。受付時間はセンターごとに違う 日本弁護士連合会は30分で5,500円前後が目安と案内(地域・内容で異なる) 通いやすい場所で、まず1回聞きたい
弁護士紹介センター(離婚・親族) 東京弁護士会 申込から審査・選任を経て弁護士を紹介 30分5,500円(税込)、延長15分2,750円(税込) 離婚・親族の事件に慣れた弁護士を紹介してほしい
電話無料相談 東京三弁護士会(共同) 電話で15分程度、都内からのみ 相談は無料、通話料は自己負担 面接の前に、相談すべき内容かどうかを軽く聞きたい
女性のための法律相談 東京弁護士会 池袋・錦糸町で女性弁護士との面接を希望できる 30分2,200円(税込)、延長15分1,100円(税込) 女性弁護士に話したい
法テラス 国が設立した法人 サポートダイヤルで案内、条件を満たせば無料の法律相談 収入などの条件を満たせば相談は無料、依頼の費用は立替え 費用に不安がある

東京三弁護士会は、東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会の3つで、法律相談センターを共同で運営しています。相談センターの一覧は「離婚・親族」の相談ごとに絞って見られ、各センターにインターネット予約があります。例として、霞が関は月〜金、新宿は月〜土の9時30分〜16時30分が予約の受付時間です。

電話無料相談の番号は0570-200-050です。月〜金(祝日を除く)の10時〜16時、都内からのみつながり、IP電話とPHSからはつながりません。弁護士の見立てを15分ほどで軽く聞く用途に向きます。電話では、これから起こす行動(署名、別居、書面の送付)を相談できるとは限りません。相談の枠を超える内容は、面接相談で聞く前提にしてください。

東京家庭裁判所の家事手続案内は、弁護士の相談とは別の窓口です。申立ての方法を案内するもので、費用は無料、予約は要らず、電話による案内は行っていません。月〜金の8時30分〜12時、13時〜17時の窓口で受け付け、午前11時〜12時と午後3時〜5時は混み合います。「離婚した方がよいか」といった判断は答えない窓口です。

法律相談センターと弁護士紹介センターの違い

2つの窓口は、似て見えて役割が違います。

法律相談センターは、相談を受ける場所です。担当は弁護士で、相談内容の秘密は守られると案内されています。ただし、センターは「それぞれの弁護士の専門分野やこれまでに扱った事件数については把握していない」と明記しています。離婚・親族の相談は「この問題に積極的に取り組む弁護士」が担当するとされていますが、個々の経験の深さまでは把握されていないため、離婚に詳しい弁護士かどうかは相談の場で自分で確かめる必要があります。相談によっては、適切な専門機関を案内されることもあります。

弁護士紹介センターは、離婚・親族の分野で弁護士を紹介する仕組みです。東京弁護士会は、紹介する弁護士を、法律相談担当者認定研修を受け、一定の法律相談の経験がある弁護士としています。紹介センターを通して弁護士と契約する場合、その契約について東京弁護士会が一定の審査を行うとも案内しています。紹介までの目安は、申込から3〜5営業日で担当弁護士から連絡が入ります。紹介できない場合は、3〜7営業日ほどで連絡があります。申込が集中すると、さらに時間がかかります。

どちらを先に使うかは、状況で決まります。事情を聞いてもらい、方針を決めたいなら法律相談センターです。争点がはっきりしていて、離婚事件の経験がある弁護士に依頼したいなら紹介センターが合います。相談の時点では、依頼まで決める必要はありません。

東京で離婚の弁護士を選ぶ確認点

窓口が決まったら、相談した弁護士に依頼するかどうかを、次の6点で見ます。「浮気に強い」といった宣伝の言葉より、相談の場で出てくる説明を基準にします。

  1. 離婚・不貞の事件をどう扱っているか。 離婚調停や、不倫相手への慰謝料の請求を扱った経験があるか、どの段階まで代理するのかを聞きます。「得意分野」は事務所の自己申告なので、説明の具体さを見ます。
  2. 費用の説明。 着手金、報酬金、実費、日当の考え方と、見積もりを書面で示してもらえるかを確認します。離婚と慰謝料を同時に依頼するときは、案件ごとの内訳を分けて聞きます。内訳の見方は離婚の弁護士費用の内訳にあります。
  3. 対応の範囲。 交渉だけか、調停や訴訟の代理までか、途中で範囲を広げられるかを聞きます。
  4. 連絡の取り方。 担当者は弁護士本人か、事務職員か。連絡手段と返信の目安を確認します。
  5. 通いやすさ。 調停は原則として相手方の住所地の家庭裁判所に申し立てる決まりです(家事事件手続法245条)。裁判所の場所と、事務所への行きやすさを合わせて考えます。多摩地域には、東京三弁護士会の多摩支部で電話相談とオンライン相談の窓口もあります。
  6. 話しやすさ。 経緯を詳しく話す必要がある案件です。説明が分かりやすいか、質問を遮らないかなど、相性も含めて決めます。

日本弁護士連合会には、全国の弁護士の基本情報を調べられる「弁護士検索」があります。窓口を通さずに事務所を調べたいときの補助になります。

予約から相談当日まで:流れと準備

相談の流れは、法律相談センターの案内に沿うと次のとおりです。

  1. 離婚・親族を扱うセンターを選び、電話またはインターネットで予約する。
  2. 当日は、記入する書類があるため、早めに行く。
  3. 担当の弁護士に、状況をできるだけ詳しく話す。
  4. 相談で解決すれば終了。契約する場合は、弁護士費用の額と支払い方法を納得するまで聞く。

本人が行くのが原則で、病気などで難しいときは、事情に詳しい人が代わりに行きます。相談の前には、時系列のメモと夫婦の収入・財産の一覧、聞きたいことを3つに絞った紙をそろえておくと、30分を使い切れます。細かい持ち物は弁護士に相談する前の準備にあります。予約を取る時期の考え方は離婚で弁護士に相談するタイミングにまとめています。

相談したうえで、手続きの代理まで頼むかを考える段階になったら、離婚事件の取扱いの有無と費用の内訳を、相談の場で確かめる選択肢があります。

費用が心配なとき、DVがあるとき

相談料や着手金の負担が心配なら、法テラスの無料法律相談や立替えの制度があります。条件と流れは法テラスで離婚の相談をするにはで扱います。弁護士費用保険(弁護士費用特約)が使えることもあると、日本弁護士連合会が案内しています。

暴力や脅しがある場合は、弁護士の予約より先に、警察や配偶者暴力相談支援センターに連絡します。番号は浮気・不倫の相談先一覧にまとめています。調停での配慮はDVがあるときの離婚調停を見てください。

自分で進められるか、任せた方がよいかを先に考えたい場合は離婚に弁護士は必要かが役立ちます。大阪で探す場合は、大阪で離婚の弁護士を探すに窓口をまとめています。

よくある質問

Q. 東京以外に住んでいても、東京の弁護士会で相談できますか?

東京三弁護士会の法律相談センターは、どの地域・どの県に住んでいる人でも相談を受けています。ただし、事件の場所や裁判所の管轄が遠方の場合は、相談を受けられても事件の受任は受けられないことがあると案内されています。調停は原則として相手方の住所地の家庭裁判所に申し立てるため、通える範囲かどうかも考えて選びます。

Q. 電話無料相談から、そのまま依頼まで進められますか?

電話相談に対応した弁護士に、必要に応じて面接相談の予約や事件の依頼を行うこともできると案内されています。その場合は費用がかかるので、弁護士に直接確かめます。電話相談そのものは15分程度の目安です。

Q. 男性の弁護士には話しにくいのですが、女性の弁護士を選べますか?

東京弁護士会の「女性のための法律相談」は、池袋と錦糸町の法律相談センターで行われ、女性弁護士との面接相談を希望する場合は各センターへ直接問い合わせると案内されています。離婚や親権・財産分与が相談の対象に含まれます。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-23。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

離婚で弁護士に相談するタイミング:浮気発覚・別居前・調停前の3時点

大阪で離婚の弁護士を探す:弁護士会の相談窓口と選び方

法テラスで離婚の弁護士費用を立て替えてもらうには:調停で使える範囲

浮気・不倫が原因の離婚:準備・話し合い・調停の流れと決めること