浮気する心理とは?よく挙げられる理由と、話し合いで本人に聞くべきこと
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浮気する人の心理としてよく挙げられるのは、寂しさ、認められたい気持ち、刺激を求める気持ち、家庭や仕事からの逃避、その場の流れ、誘いを断れない弱さなどです。ただし、これらはよく語られる説明の型であって、あなたの配偶者や恋人が何を考えていたかの答えではありません。浮気の心理を知りたいときに役に立つのは、型を当てはめることより、型を「本人に聞く問い」に置きかえることです。この記事では、よく挙げられる心理の一覧と、話し合いで本人に確かめる問いの作り方をまとめます。
浮気する心理としてよく挙げられるもの:一覧と決めつけの危うさ
浮気の心理として語られることの多いものを、決めつけたときに起きやすい行き違いと、代わりに聞く問いと並べました。左の列を読んで「うちはこれだ」と思っても、それは仮説として持っておくだけにしてください。
| よく挙げられる心理 | 決めつけると起きやすいこと | 代わりに本人に聞く問い |
|---|---|---|
| 寂しさ・かまってほしい | 「自分が寂しくさせたせいだ」と自分を責める | 「寂しいと感じていたのはいつごろから?それを私に言わなかったのはなぜ?」 |
| 認められたい・男性(女性)として見られたい | 相手の自尊心の問題だけに話が寄る | 「その人といるとき、どんな気持ちになっていた?」 |
| 刺激・非日常がほしい | 「退屈な自分が悪い」と思い込む | 「家での生活の何が物足りなかった?それを変える話はできた?」 |
| 家庭や仕事からの逃避 | 本人のストレスへの同情だけで終わる | 「何から逃げたかった?浮気以外の方法は考えた?」 |
| その場の流れ・お酒 | 「一度きりの事故」で片づけられる | 「その後も連絡を続けたのはどうして?」 |
| 誘いを断れなかった | 責任が浮気相手だけに向く | 「断れなかったのは最初だけ?その後はどう選んだ?」 |
| 夫婦関係への不満 | 不満の話と浮気の話が混ざる | 「不満は浮気の前から?それを話し合う前に浮気を選んだのはなぜ?」 |
右の列の問いは、どれも「なぜ」を一度に聞かず、時期と選択に分けているのが共通点です。心理そのものは目に見えませんが、いつから・何を選んだかは、本人の説明と行動で確かめられます。
「なぜ浮気したの?」を分解する:知りたいことは3つある
「どうして浮気したのか知りたい」という気持ちの中には、たいてい次の3つの問いが混ざっています。どれが一番知りたいかで、話し合いで聞くことが変わります。
- 自分に原因があったのか:「私のどこが悪かったのか」という問い。これは心理の話というより、自分を責める気持ちから来ていることが多い問いです。
- また起きるのか:繰り返しの見込みを知りたい問い。心理の説明より、本人がこれから何をするかで判断する問いです(浮気癖は治るかを考える記事で詳しく扱います)。
- この関係を続けられるのか:やり直すか、離れるかを決めるための問い。
1の問いに心理の一覧で答えようとすると、「寂しくさせた自分が悪い」といった結論に流れやすくなります。浮気された側に何らかの課題があったとしても、浮気という方法を選んだのは本人です。この整理は浮気の理由を聞いても納得できないときの考え方で、理由と責任を分けてくわしく説明しています。自分を責める気持ちが強いときは、浮気されたのは自分のせいかと悩むときの記事も読んでみてください。
話し合いで本人に聞くべきこと:問いのリストと聞く順番
浮気の心理を確かめる話し合いは、気持ちの問いから始めると感情がぶつかりやすくなります。答えやすい事実から、本人の考えへと順番に進めます。
| 段階 | 聞くこと | ねらい |
|---|---|---|
| 1 事実 | いつ始まり、どのくらいの頻度で会っていたか | 話の土台をそろえる |
| 2 選択 | やめる機会はあったか、なぜ続けたか | 本人が選んだ場面を言葉にしてもらう |
| 3 気持ち | 浮気をしている間、何を感じていたか | 心理を本人の言葉で聞く |
| 4 これから | 同じ状況になったら何を変えるか | 再発の見込みを行動で確かめる |
具体的な問いの例です。全部を一度に聞く必要はありません。
- 最初に会ったのはいつで、どんなきっかけだった?
- 関係が深くなったのはいつごろ?
- 途中で「やめよう」と思ったことはあった?そのとき、なぜやめなかった?
- 私(家族)に隠していた間、どんな気持ちだった?
- その人との時間で、家では得られないと感じていたものは何?
- それを私に話そうと思ったことはあった?話さなかった理由は?
- 今、その人との連絡はどうなっている?
- 同じような気持ちになったら、次はどうする?
聞くときは、責める言い方より、答えを促す言い方のほうが本音が出やすくなります。
文例:「責めるために聞いているんじゃなくて、何があったのかを知りたいの。答えにくいところは、今日は飛ばしてもいい。」
一度の話し合いで全部を聞き出そうとすると、どちらも疲れて言い合いになりがちです。話し合いの場所や時間の決め方は浮気の話し合いの進め方にまとめています。
答えを聞いた後の整理:説明を「判断の材料」に変える
本人の説明を聞いたら、その場で受け入れるか拒むかを決めずに、次の3つに分けて書き留めておきます。
- 本人が認めた事実:時期、頻度、今の連絡の状況など。
- 本人の説明(心理):寂しかった、逃げたかったなどの本人の言葉。
- 本人が約束したこと:連絡を断つ、時間の使い方を変えるなど、これからの行動。
判断の材料になるのは、主に1つ目と3つ目です。心理の説明に納得できなくても、事実を認め、具体的な行動を約束し、それを守っているなら、関係を考え直す材料になります。反対に、説明はもっともらしくても、事実を小出しにする・約束が守られないなら、その食い違いのほうを重く見るほうが判断を誤りにくくなります。言い分と事実の書き分け方は浮気の言い分と事実を分けて記録する方法で紹介しています。
体の関係がなくても気持ちが向いていたことにつらさを感じる場合は、心の浮気の扱いと夫婦の向き合い方も参考になります。
心理の問題を夫婦だけで抱えないために
浮気の背景に、本人の強いストレスや、繰り返してしまう行動の問題がある場合、夫婦の話し合いだけでは整理しきれないことがあります。
- した側が自分の行動を見つめ直したい:浮気をした側が受けるカウンセリングで、繰り返さないために話すことを紹介しています。
- 夫婦で話すと言い合いになる:第三者を入れる方法として夫婦カウンセリングの流れと相談先があります。
- された側のつらさが続いている:浮気されたつらさを一人でカウンセリングに相談する方法を参考にしてください。
浮気する心理を知ることは、許すためでも責めるためでもなく、これからどうするかを決める材料を集めるためのものです。理由を聞いても気持ちがおさまらないときは、前の節で紹介した理由と責任を分ける考え方に戻ってください。恋人や婚約者の浮気で悩んでいるときは、婚約者の浮気で婚約破棄はできる?婚約の法的な扱いと相談先も参考になります。
よくある質問
Q. 浮気する人の心理は、性格で決まっているのですか?
性格の傾向が話題になることはありますが、同じ性格でも浮気をする人としない人がいます。浮気は、そのときの状況の中で本人が選んだ行動です。性格のせいにすると、本人が何を選び、これから何を変えるのかという話が抜け落ちやすくなります。
Q. 心理学の本を読めば、夫や妻が浮気した理由が分かりますか?
本や記事は、人がどんなときに浮気をしやすいかという一般的な話の手がかりにはなります。ただ、目の前の一人が何を考えていたかは、本人の説明を聞き、行動と照らし合わせなければ見えてきません。読んだ内容は、答えとしてではなく、本人に聞く問いを考える材料として使うのが向いています。
Q. 本人が「自分でも理由が分からない」と言う場合はどうすればよいですか?
理由をその場で言葉にできない人もいます。その場合は「いつから」「どんなときに会っていたか」「やめようと思ったことはあるか」など、答えやすい事実の問いから聞き直すと、少しずつ本人の考えが見えてくることがあります。それでも話が進まないときは、夫婦カウンセリングなど第三者を入れる方法があります。
出典・参考にした公的な情報
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この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。