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既婚者に誘われた・告白されたとき:断り方と職場での付き合い方

この記事のもくじ
  1. 最初の返事は3つの選択肢:受ける・保留・断る
  2. 断り方の文例:場面ごとに短く
  3. 職場や取引先の既婚者:距離のとり方
  4. しつこいとき:記録と相談の順番
  5. すでに関係を持ってしまったとき・相手の家族が気づいたとき

既婚者に誘われた、告白されたときは、返事を急がず、受けるか断るかを自分の線引きで決めるのが出発点です。相手が既婚であることを知ったうえで関係を進めると、あとで相手の配偶者から責任を問われるおそれがあります。断るなら、短く、はっきり、理由を複雑にしないほうが、相手が引き下がりやすくなります。職場や取引先の相手なら、断ったあとの距離のとり方と記録が大切です。この記事では、返事の選択肢、場面別の文例、職場での動き方、しつこいときの相談先を整理します。

最初の返事は3つの選択肢:受ける・保留・断る

返事は、次の3つのどれかです。それぞれ、その後に起きることが違います。

選択 起きやすいこと 気をつけること
受ける 既婚と知ったうえでの関係になる 相手の配偶者から責任を問われる場面がある。内容は既婚者との恋愛を始める前にで確かめる
保留する 相手が返事を急かす、期待を持つ 保留の期限を決めず、曖昧にしない
断る 気まずさ、職場なら関係の変化 短く、早く、記録を残す

保留は、断りにくさから選びがちですが、期待を持たせて長引くと、相手の連絡が増える原因になります。受けたくない気持ちがあるなら、早く断るほうが、お互いの負担が小さくなります。

食事や飲み会に二人で行くこと自体が、すぐに不倫になるわけではありません。ただ、どこからが問題になるかの線は人によって違うので、不倫はどこから?既婚者との食事・デート・肉体関係で変わる3つの線で考え方を確かめておくと、返事を決めやすくなります。

断り方の文例:場面ごとに短く

断るときは、「家庭がある人だから」という言い方より、自分の気持ちと線引きとして伝えるほうが、「離婚するから」と返されにくくなります。

早見表:場面別の断り方の文例
場面 文例 ポイント
食事に誘われた 「ありがとうございます。二人での食事は控えているので、お気持ちだけいただきます。」 日程を聞かれても答えない
告白された 「気持ちはありがたいのですが、お付き合いすることは考えていません。」 理由は一言で終える
何度も誘われた 「以前お返事したとおり、お付き合いは考えていません。これ以上のお誘いは控えてください。」 同じ文面で繰り返す
家庭の事情を話された 「大変な状況は分かりましたが、私は聞く立場にはなれません。」 相談相手の役割を引き受けない

文例(職場で断るとき):「仕事でご一緒できて助かっていますが、プライベートでのお付き合いは考えていません。今後も仕事の関係でお願いします。」

断ったあとの返信に、感情をぶつける必要はありません。断る意思は、一度はっきり示せば足ります。同じ話を何度もやりとりすると、相手に「まだ迷っている」と受け取られることがあります。

職場や取引先の既婚者:距離のとり方

職場の上司、同僚、取引先が相手の場合、断ったあとも顔を合わせます。次のような距離のとり方があります。

場面 距離のとり方
二人きりになる機会 会議室や車での移動を避ける。業務なら複数で動く
連絡の手段 業務連絡は職場のツールにそろえ、個人のSNSやメッセージは必要最小限にする
飲み会 二次会や、二人だけになる帰り道は避ける
贈り物や食事の誘い 受け取らない。断った日を記録する
業務上のやりとり 事実と日付を残し、必要なら同席者を増やす

仕事の評価や配置が関わる相手には、断ったあとも言動を日付つきで記録してください。断ったことで態度が変わった、業務で不利に扱われた、といった出来事は、後で会社に相談するときに具体的な材料になります。

しつこいとき:記録と相談の順番

断ったのに誘いが続く、連絡が増える、といったときは、次の順番で動きます。

  1. 記録を残す:日時、場所、相手の言葉、自分の返事を、そのまま書きます。メッセージは消さずに保存します。
  2. はっきり拒否する:上の文例のとおり、意思を一度書面で示します。
  3. 社内の窓口に相談する:男女雇用機会均等法11条は、職場における性的な言動によって労働者の就業環境が害されないよう、事業主に、相談に応じ適切に対応するための体制の整備などの措置を求めています。厚生労働省は、取引先や顧客など社外の人から受けた場合も、自分の勤める会社に相談するよう案内しています。誘いが「性的な言動」にあたるかは、言葉の内容や繰り返しで変わるので、迷うときもそのまま相談して構いません。
  4. 社外に相談する:会社で対応してもらえない、社外で相談したいときは、都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)や総合労働相談コーナーに相談できます。相談は無料で、匿名でも可能とされています。
  5. 身の危険を感じたら警察へ:待ち伏せ、自宅への押しかけ、脅しがあるときは、110番や警察相談専用電話 #9110 が選択肢です。番号と受付時間は浮気・不倫の相談先一覧にあります。

つきまといや脅しが背景にある場合は、別れた不倫相手のストーカー行為に悩んだらや不倫で脅迫されたときも開いてください。

すでに関係を持ってしまったとき・相手の家族が気づいたとき

すでに関係があって、やめたいと思っているなら、不倫をやめたいのにやめられないときが手順を扱っています。相手の配偶者から連絡が来たときは、不倫相手の妻や夫から連絡が来たときを先に読んでください。職場の人との関係の行方は職場不倫・社内不倫を続けるか迷うときにまとめています。

誘われる前に、そもそも相手が既婚かどうか迷う場面は、既婚者の見分け方のチェックリストが参考になります。両方が既婚の関係の整理は、次のダブル不倫が発覚したらで扱っています。

よくある質問

Q. 一度食事に行ってしまいました。もう断れませんか?

断れます。一度行ったことは、次も行く約束にはなりません。次の誘いには「ご家庭のある方と二人では会わないことにしています」のように、自分の線引きとして伝えます。誘いが続くなら、日付と文面を記録に残してください。

Q. 「家庭は終わっている」「離婚する」と言われました。信じてよいですか?

その言葉だけでは、夫婦の実際の状態は分かりません。離婚の手続きが進んでいるかは、本人の説明とは別の話です。離婚が成立していない間は、相手は既婚者のままです。信じる前に、本人の説明を日付つきで記録し、迷うなら関係を保留にしてください。

Q. 職場の既婚の上司に誘われます。会社に相談してよいですか?

相談して問題ありません。職場の性的な言動で就業環境が害されることがないよう、事業主には相談に応じて適切に対応するための体制を整える義務があります(男女雇用機会均等法11条)。社内で解決しないときは、都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)や総合労働相談コーナーに相談できます。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-23。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

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