浮気や不倫で死にたいほどつらいとき:今すぐ話せる相談先
浮気をされて、あるいは不倫が知られて、「死にたい」「消えてしまいたい」ほどつらいとき、今すぐ話せる電話が24時間つながっています。 理由が浮気や不倫であっても、話してかまいません。もう自分を傷つけてしまった、薬をたくさん飲んだ、いまにも実行しそうな場合は、ためらわずに119番(救急)か110番に電話して、「自分を傷つけた」「危ない」とそのまま伝えてください。
いま話せる窓口です。
- #いのちSOS:0120-061-338(24時間365日・通話無料)
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・通話無料)。ガイダンスで専門的な対応を選べ、外国語にも対応
- 命や身体の危険が迫っている、すでに傷つけた:119番・110番
電話番号の一覧は浮気・不倫の相談先一覧:悩み別の窓口と番号・受付時間の早見表にあります。この記事は、電話をかける前の不安、かけたあとのこと、今夜を越える方法、周りの人にできることを順に書きます。
電話窓口で、何を話せばいいのか
電話をかけること自体が、いちばん高いハードルです。話す中身は、浮気の詳しい経緯である必要はありません。
| 窓口 | 番号 | 受付 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| #いのちSOS(自殺対策支援センターライフリンク) | 0120-061-338 | 24時間365日 | 「死にたい」「消えたい」気持ちを話したい。状況を整理して、支援策を一緒に考えてほしい |
| よりそいホットライン(社会的包摂サポートセンター) | 0120-279-338 | 24時間 | ガイダンスで、状況に応じた専門的な対応を選びたい。外国語にも対応 |
| こころの健康相談統一ダイヤル | 0570-064-556 | 都道府県・政令指定都市ごとに異なる | 地元の公的な相談機関につなぎたい。通話料がかかる |
| いのちの電話 | 0120-783-556 | 毎日16時〜21時(毎月10日は8時から翌8時まで) | 時間が合うとき。夜間・早朝は上の24時間窓口が頼りになる |
よりそいホットラインは、福島県からは 0120-279-226、050で始まるIP電話からは 050-3655-0279 です。こころの健康相談統一ダイヤルは、IP電話からはつながらず、通話料は電話会社の割引や定額プランの対象外です。
話し出しに迷うときは、次のような一言で十分です。
文例:「配偶者の浮気が分かって、何も考えられなくなっています。死にたい気持ちが出てきて、電話しました。」
文例:「不倫が家族に知られて、もう消えたいと思っています。誰にも言えなくて電話しました。」
#いのちSOSは、専門の相談員が状況を整理し、支援策を一緒に考える窓口と案内されています。聞かれたことには、答えられる範囲で答えれば足ります。つながりにくいときは、少し間をおいてかけ直してください。
| いまの状態 | まず使う窓口 |
|---|---|
| すでに自分を傷つけた、薬を多く飲んだ、実行しそう | 119番(救急)、110番 |
| 死にたい、消えたい気持ちが強い。夜中で眠れない | #いのちSOS、よりそいホットライン(24時間) |
| 電話が難しい。文字で話したい | SNS・チャット相談(団体ごとに受付日時を確認) |
| 気持ちは落ち着いてきた。昼間に地元の窓口を使いたい | こころの健康相談統一ダイヤル、自治体の相談窓口 |
された側にも、した側にも使える窓口
浮気や不倫の「つらさ」は、立場でまったく違う形になります。それでも、使える窓口は同じです。
された側のつらさ。 信じていた人に裏切られた衝撃、眠れない、食べられない、頭の中で場面が繰り返される、「自分に価値がない」という考えが止まらない。こうした状態が続くときは、眠れなさや落ち込みに特化した記事もあります。浮気されたのがつらいときに:眠れない・食べられない日の過ごし方と相談先、浮気でうつのように落ち込み続けるとき:受診の目安と休むための手続きを読んでください。
した側のつらさ。 不倫が知られて、家族や職場を失うかもしれない恐怖、自分への嫌悪、「消えたほうが周りが楽になる」という考え。した側が「つらい」と口にしにくいことは、窓口もよく分かっています。気持ちの整理は不倫の別れがつらいとき:誰にも言えない気持ちの整理と相談先にあります。
どちらの立場でも、次のことは共通しています。
- 「死にたい」という考えは、強い苦痛のなかで出てくる考えで、時間と支えによって形が変わりうるものです。
- 責任を問われること、離婚するかどうか、慰謝料をどうするかといった問題は、気持ちが少し落ち着いてから考えても、間に合うものがほとんどです。
- いま決めなくてよいことを、今夜決めないために、先に話す場所を確保します。
今夜を越えるための具体的な動き
電話をかけたあとも、夜は長く感じます。次の行動を、できる範囲で選んでください。
- 一人の時間を減らす。 信頼できる人に「いま、つらい。話は聞いてくれるだけでいい」と連絡します。理由を説明できなければ、「会いたい」「電話してほしい」だけでも伝わります。
- 危険になりうるものを手の届かない場所に移す。 薬、刃物、ロープなど、自分を傷つける手段になりうるものは、別の部屋や、人に預ける形で距離をとります。
- 場所を変える。 家にいると考えが巡るなら、コンビニ、24時間営業の店、実家など、人のいる場所に移ります。
- 重大な決断を今夜しない。 離婚の宣言、退職、相手への連絡、ネットへの書き込み、財産の処分は、翌日以降にまわします。
- 体のことを後回しにしない。 眠れない日が続く、食べられない、動けないといった状態は、受診の目安になります。かかりつけの医療機関や、心療内科・精神科に相談できます。眠れない夜の過ごし方は浮気されたことで眠れない夜に:体を守るためにできることと受診の目安を参照してください。
怒りが強くて、相手に何かしそうになっているときは、浮気相手を晒す・家に乗り込む前に:加害側にならないための線と、冒頭の電話窓口を使ってください。「相手を傷つけたい」という気持ちを話すことも、窓口は受け止めます。
周りの人が「死にたい」と言ったとき
配偶者や家族、友人が、浮気や不倫のことで「死にたい」と口にした場合のために、短く書きます。
- 話を最後まで聞く。「そんなこと言うな」「考えすぎ」と遮らない。
- 「死にたいと思うくらい、つらいんだね」と、気持ちを言葉にして返す。
- 一人にしない。いま実行しそうなら、そばにいて、119番か110番に連絡する。
- 相談窓口の番号を、一緒に調べる。本人がかけにくいなら、横で見守る。
- 聞く側の負担も大きくなります。自分のための相談先も、あわせて確保してください。
浮気をした側の配偶者が「死にたい」と言う場面では、責任の話を持ち出すより先に、安全を確保します。話し合いは、状況が落ち着いてから進められます。
気持ちが少し落ち着いたあとに
気持ちが落ち着いたら、次の順で、問題を一つずつ分けていきます。一度にやる必要はありません。
- 眠る、食べる、休む。体の回復を優先する。
- 気持ちを話せる場所を一つ確保する。カウンセリングを考えるなら、浮気されたつらさを一人でカウンセリングに相談する:探し方と費用の見方を使えます。
- 法律・お金・子どもの話は、別の窓口に分ける。弁護士や自治体の相談は、浮気・不倫の相談先一覧から選べます。
- ネットに書かれたり、画像で脅されたりしているなら、不倫のネット書き込みを消したいとき:削除の相談先と法務局の人権相談と、リベンジポルノの被害・脅しにあったら:削除の相談先と警察への届け出を、並行して開いてください。
つらさは、解決を急がずに、順番に小さくしていくものです。いま電話をかけることが、その最初の一歩になります。
よくある質問
Q. 浮気の悩みで、死にたいと電話してもいいのでしょうか?
かまいません。#いのちSOSは、「死にたい」「消えたい」気持ちについて、専門の相談員が状況を整理し、支援策を一緒に考える窓口と案内されています。浮気や不倫という理由に、制限はありません。うまく話せなくても、「いま、つらいです」の一言から始められます。
Q. 不倫をした自分が「つらい」と言うのは、図々しい気がします。
不倫をした側のつらさも、窓口は受け止める対象にしています。#いのちSOSやよりそいホットラインは、相談できる人を、された側に限っていません。したことの責任の話と、いま命や心が危ない状態の話は別で、まず後者を守ってから、前者を考えられます。
Q. 電話が苦手です。文字で相談する方法はありますか?
厚生労働省の「まもろうよ こころ」に、LINEやウェブチャットで相談できる団体の一覧があります。たとえば、#いのちSOSを運営するライフリンクの「生きづらびっと」(LINEのID検索は @yorisoi-chat)、東京メンタルヘルス・スクエアの「こころのほっとチャット」、24時間365日のチャット相談とされる「あなたのいばしょ」などが載っています。団体ごとに受付日時や対象が違い、一覧は2020年4月からの形のままの部分もあるため、利用前に各団体のページで日時を確かめてください。
出典・参考にした公的な情報
出典の確認日:2026-10-23。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。
この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。